手相に関わる様々な疑問をお持ちの方は多いと思います。
右手と左手で手相が違うのはどうして?といったものであるとか、有名な線が自分にはないのだけれどなんで?といったものまで沢山あります。
手相占いに関わる質問の中で、メジャーなものといえば、手相も性格や身長、体質のように、子供に遺伝をするものなのか?という疑問です。
例えば、KY線と呼ばれるようなあまりあっては欲しくない線が子供にもあるのは遺伝ではないのか?というような疑問です。
手相というのは、基本的には遺伝はしません。
遺伝というものがあるのだとすると、自分と子供、もしくは親といったものと非常に似通った線になっているのが普通になるからです。
しかしながら、たとえ親子だとしても、手相に関してはまったく違っているというのが一般的です。
上記にあるようなKY線。
つまりは周囲の空気を読むことが出来ないという線が家族全員に出てしまっているのは、生活環境による影響が非常に強いと言えるでしょう。
同じ環境で生活をしていれば、その家族の中での常識というものが生まれます。
挨拶をしてもそれを返さない環境が当たり前という家庭で育てば、挨拶をしてもそれを返さないといったアクションを外でも行うため、KYと思われることが多く、KY線が出来るのは当然といえるのです。
手相の右手と左手について
手相占いを行おうとした場合、疑問を持つ方は多いものです。
そもそも右手と左手のどちらをみてもらうのか?
自分は左手が利き手であるから左手でいいでしょという単純なものではありません。
基本的に手相というのは、同じ一人の方であっても、右手と左手で手相が違っているのです。
まったく同じ手相ということはありません。
これが手相占いの深い所でもあるのです。
基本的に手相は両方の手相を見て占いをします。
ですから、片側の手しか見ないような占い師は、逆に怪しいと思ってもらっても構いません。
基本的には、右手が利き手の方の場合、左手の手相が本来持っている生まれながらの運命というものを示しているとされています。
それでは右手は何を示しているのかというと、現在までの人生において、それぞれの方が努力して手に入れた後天的な運勢を示しているとされているのです。
左利きの方の場合には、前述の右利きの方とは逆になります。
つまりは左手が後天的な努力によって切り開いてきた運勢。
右手が生まれながらの運命というものを示しているとされています。
ですから、優れた手相占いの占術者は、両方の手を見て、生まれた時の運勢はこんな風だったけれど、あなたは努力によってこのような運勢に変わりましたといったような占い方をしてくれるのです。