将来結婚できるのかとか、将来金持ちになれるのかなど、自分の将来のことがとても気になることがあります。将来のことが気になる場合に、タロットで占ってみようという気になるかもしれません。本記事では、タロットで年単位の将来を占えるのかということと、暗い未来を暗示させるカードを引いたときにどうとらえればよいのかについて解説いたします。
年単位の長いスパンの鑑定は向かない!
タロット占いには、1枚だけ使用するワンオラクルや複数枚使用する方法があります。ワンオラクルの場合は1枚のみ使用するので、占える未来の範囲が相当狭くなります。せいぜい占えて今日・明日ぐらいなもので、長くてせいぜい1週間ぐらいです。近日中にどういうことが起こりそうなのかを、占うのに良いかもしれません。
複数枚使用する場合でも、1ヶ月から3ヶ月、長くても6ヶ月になります。枚数が多い方がもっと細かく未来について占うことが可能なので、ワンオラクルに比べてももっと長いスパンの未来が占えます。長いスパンの未来が占えたとしても、せいぜい半年ぐらいということです。それくらいの近い将来で、何が起こりそうなのかを占うことは可能です。
1年後のことや10年後のことなど、年単位の長いスパンの鑑定をすることは、不可能だと思っておいた方がよいでしょう。年単位の長いスパンの鑑定をするのは、占星術や四柱推命など別の占いを活用してみてください。タロットを活用する場合は、近い将来の自分の未来などを占ってみるとよいでしょう。占いにも向き不向きがあるので、向いている内容でタロットを活かすようにします。
長いスパンの鑑定が向かないからと言っても、頻繁に未来のことを占うのは止めた方がよいでしょう。タロットを引くたびに、そのカードの意味合いが薄れてしまう可能性が高くなります。カードの意味合いが薄れてしまうと、占いの意味が無くなってきます。とくに、ワンオラクルの場合は、1日1回の占いにとどめましょう。
未来をどう受け止めるのかが肝心!
占いで引いたタロットカードには、1枚ごとに決まった意味が存在します。明るい未来を暗示させてくれるカードがある一方で、暗い未来を暗示させてくれるカードもあります。前者のようなカードを引くことができた場合は、とても明るい未来が待っていると思ってウキウキしてしまうでしょう。その反面で、後者のようなカードを引いた場合は、あまり良い印象ではないでしょう。
ただ、未来の運命がすでに決まっているわけではありません。未来は結局、現在を積み重ねた結果に過ぎないことです。現在の在るべき姿を重ねていくと、未来の展望が開いていきます。日頃から善い行いをすると、良い未来が待っている可能性が高くなります。また、日頃から悪い行いをすると、悪い未来が待っている可能性が出てくるということです。
未来を決めるのは自分次第だ!
タロットカードを引いたものは、現状の自分の姿になります。良いカードを引いた場合は、良い未来が待っている可能性が高いので、現状を維持すべく周りの人への感謝を忘れないようにしましょう。さらに精進して、良いことを重ねていくことが肝心です。
悪いカードを引いた場合は、現在の行動を改めることで、明るい未来がやってくる可能性はゼロではありません。今までの行動で改めることがないかしっかりとチェックしてみてください。どのような形で反省をしていけばよいのかは、占い師がカードを見ながら説明してくれるはずです。その説明をうまい具合に活かしたうえで、今後の行動につなげてください。